comments」カテゴリーアーカイブ

Archive #38

例によってハードディスクを整理していると、比較的最近のファイルボックスに保存名が、35.149470,139.116699という謎の数字のファイルがいくつも出てきた。で、なんか怪しげで暫く放置していたのだが、整理を続けていると、タイトルが、” Universe” というトラックのSTEMが出てきたので再現してみたら、この謎の数字の曲と合致した。記憶を紐解くと、この謎の数字は、Google Mapの位置情報を示す数字で、これを入力すると湯河原の吉浜小学校の前、墓地の高台あたりにマークが立つ。ここにはよく前のスタジオマスコット犬TOTOと散歩に出かけ、思い出す風景もいっぱいある。曲作りもこの辺りからフィールド録音の音を重ねどんどんアンビエントになっていく。

Archive #37

このデモ曲を2ヶ月ほど前に見つけていたが、夏バテで体調が優れずそのまま放置していた。DATA自体はデモとはいえCUBASEで完璧に録音されていたので、手直しはいくらでもできたが、手を付けなかったのは、ボーカルが自分だったからだ。とにかく自分の声をきくというのは耐えられない。そういえば、あんなに歌がうまいLEEくんも、自分の声のトラックにやたらエフェクトを掛けたがったことを思い出した。

このトラックは5年前の2016年5月4日録音されており、仮タイトルは「METAKE FUNK」となっていた。METAKEとは当時から愛飲している、屋久島、焼酎の銘酒「三岳」からとったものだろう。前にも書いたが、作った曲のジャンルはめちゃくちゃ。この曲を作っているころは、とにかくヘビーなファンクを作りたかったのだと思う。そんなファンクのデモが散乱している。この曲はLEEくんのギターで非常にサンタナ風のファンクブルースに仕上がっていて完成度は高いのだが、歌詞は超三文ブルース常套句的でこれまた赤面だ。ただ一つだけ救われるのは、リードギターのバックで繰り返されるベースのリフ、こいつを聞くと我ながら救われる。

そんなこんなのデモ曲の一品である。

「YES I KNOW」

Archive #36

昭和40年代のエレキ小僧なら誰しもが通るバンドベンチャーズ。みんなお手本としてこのバンドの楽曲をコピーした。一見弾けそうで、ところがどっこい結構難しいのがこのバンドの曲。それから社会人になり、3つのバンドのベーシストとしてライブを経験していずれもベンチャーズでコケたほろ苦い思い出がある。

前にも紹介したスタジオのリミックスコンテストでも見事にブービー賞を獲得したのが同じくベンチャーズのこの曲だった。あまりに悔しかったので「10番街の殺人」を取り上げて再度臨んだが、選考会にも取り上げてもらえなかった。それ以来ベンチャーズは聴いていない。

Archive #33  断捨離シリーズ(5)

断捨離と称して正体不明の古い箱を引っ掻き回していたら、当時のOHIO大学の学生新聞(The Post)に包まれるように1976年春にAthensで買った電卓が出てきた。電池を入れてみたら点灯して計算もできた。なんか感動した。ああ、また捨てられないものが出てきたよ〜。

さらに涙腺を熱くしたのは、背面をみるとMade in Japanとある。そうだよね。産業立国を目指して日本は頑張ってたんだよね。1976年9月に毛沢東が亡くなり、その後中国は近代化への道を恐ろしいスピードで歩み始める。で、その約10年後にアメリカで日本製ラジカセがボコボコにされることとなる。この程度を歴史とは言えないだろうが、「断捨離」感慨深い。

追記(というか余談) 上の写真にWendy’sの広告が見える。1976年の4年後にこのハンバーガーの日本市場の担当営業となる。その研修で当時Wendy’s社の本社があったコロンバス(オハイオの首都でAthensから車で2時間弱ほど)に研修で出張し、日本に戻った1年後にまたAthensを訪れることとなる。なにが辛かったかと言うと、一号店(銀座)ができるまで、毎週のように新商品開発の試食会に立ち合いがあったこと。美味いも不味いも食べまくり、シュリンプバーガーの導入が決定したときは、ハンバーガー地獄から脱出できると本当に喜んだ。

Archive #31

2017年6月27日、「ちょっと永眠してくるね」と言い残してTOTOは旅立った。その頃を境に、鳥だとか川や海といったフィールドの音を録って、それらを断片的に脈絡もなくトラック化していくというスタイルの楽曲が多くなってきた。

あるとき、どうしてもTOTOの存在感がある楽曲を残したくてTOTOの鳴き声を探しに探した。TOTOは陽気だが、あまり声をだしたり、ましては吠えたりしないワンコだったので苦労した。結局、bacchanのiphoneの中にひとつだけ見つかったのでデモ曲を作った。

完成度がイマイチだが雰囲気はあると思う。その後、aoがリミックスしてくれたsoundcloudのトラックoto-to-toto-to-bacchanの人物紹介に掲載している。TOTO永眠週間としてのbacchanの企画である。

あれから4年、ものすごいスピードで時間が過ぎて行く。