Archive Special Edition “Film Noir 2”

オリジナル音源は「Fleming」というタイトルだった。きっとイアンフレミングの007(特に初期、ショーンコネリーの3作)がイメージにあったのだと思う。実際このトラックの途中にMの叫ぶ声が聞こえる?

ビデオの元ネタは68年前、小生が生まれた年のアメリカ映画である。

1953年アメリカ映画 ”Vicki”

Archive Special Edition “Film Noir 1”

このトラックは2015年頃に、市販のサンプルやDAW付属の音源だけで作ったもので、暫くsoundcloudに ”Don’t Shoot at Me, Pekinpah” というタイトルでアップしていた。サウンドだけではもったいない?と思い、1950年代のFilm Noirを素材にして映像を作ってみると、これがドンピシャだったので期間限定でアップすることにした。アーカイブ特別版ということで楽しみください。

ビデオのもとネタに関しては下記を参照してください。

D.O.A.

D.O.A. アマゾン

youtubeでもご覧いただけますので映画もぜひお楽しみください。

Archive #38

例によってハードディスクを整理していると、比較的最近のファイルボックスに保存名が、35.149470,139.116699という謎の数字のファイルがいくつも出てきた。で、なんか怪しげで暫く放置していたのだが、整理を続けていると、タイトルが、” Universe” というトラックのSTEMが出てきたので再現してみたら、この謎の数字の曲と合致した。記憶を紐解くと、この謎の数字は、Google Mapの位置情報を示す数字で、これを入力すると湯河原の吉浜小学校の前、墓地の高台あたりにマークが立つ。ここにはよく前のスタジオマスコット犬TOTOと散歩に出かけ、思い出す風景もいっぱいある。曲作りもこの辺りからフィールド録音の音を重ねどんどんアンビエントになっていく。

Archive #37

このデモ曲を2ヶ月ほど前に見つけていたが、夏バテで体調が優れずそのまま放置していた。DATA自体はデモとはいえCUBASEで完璧に録音されていたので、手直しはいくらでもできたが、手を付けなかったのは、ボーカルが自分だったからだ。とにかく自分の声をきくというのは耐えられない。そういえば、あんなに歌がうまいLEEくんも、自分の声のトラックにやたらエフェクトを掛けたがったことを思い出した。

このトラックは5年前の2016年5月4日録音されており、仮タイトルは「METAKE FUNK」となっていた。METAKEとは当時から愛飲している、屋久島、焼酎の銘酒「三岳」からとったものだろう。前にも書いたが、作った曲のジャンルはめちゃくちゃ。この曲を作っているころは、とにかくヘビーなファンクを作りたかったのだと思う。そんなファンクのデモが散乱している。この曲はLEEくんのギターで非常にサンタナ風のファンクブルースに仕上がっていて完成度は高いのだが、歌詞は超三文ブルース常套句的でこれまた赤面だ。ただ一つだけ救われるのは、リードギターのバックで繰り返されるベースのリフ、こいつを聞くと我ながら救われる。

そんなこんなのデモ曲の一品である。

「YES I KNOW」

Archive #36

昭和40年代のエレキ小僧なら誰しもが通るバンドベンチャーズ。みんなお手本としてこのバンドの楽曲をコピーした。一見弾けそうで、ところがどっこい結構難しいのがこのバンドの曲。それから社会人になり、3つのバンドのベーシストとしてライブを経験していずれもベンチャーズでコケたほろ苦い思い出がある。

前にも紹介したスタジオのリミックスコンテストでも見事にブービー賞を獲得したのが同じくベンチャーズのこの曲だった。あまりに悔しかったので「10番街の殺人」を取り上げて再度臨んだが、選考会にも取り上げてもらえなかった。それ以来ベンチャーズは聴いていない。

Archive #35 断捨離シリーズ (6)

埃まみれになった結構な本数のカセットテープの処分が完了した。中学生のときにTBSラジオのパックインミュージック(担当福田一郎氏中村律子嬢)に投稿して名前が読まれたものとか、同じく中3のとき質屋で3千円で買ったエレキギターを親のオーディオセットに繋いで録音した奇怪な音だとか(そのときアンプを飛ばしてしまった)、45年も前にアメリカの片田舎で録音したアンビエントな音の数々など小生にとってお宝が満載だった。

なかでもこのAthens讃歌ともいえるこの曲の出所が最後まで思い出せなかったが、YOUTUBEで憂歌団のライブを見ている時に思い出した。なかなか思い出せなかったのは録音の現場にいなかったからだ。ギターはTatsu Aokiに間違いない。Athensのあと、シカゴに行って著名なベーシストになった男だ。その当時、誰も知らない憂歌団の「おそうじオバチャン」なる歌を完コピし、みなの前で歌って大いに笑わせてくれたことを鮮明に思い出した。Athensのあと時々やりとりしていたが、そのあとは不義理している。また会って音楽や映像のことたくさん教えてほしいものだ。

歌詞にでてくる、The CIというバーの写真も出てきた(今もまだやっているのには驚いた)。ダウンタウンではなくアップタウンに繁華街があった。8ボールはここで覚えた。CCセブン(カナディアンクラブのセブンアップ割)は甘いのであまり好んで飲まなかったが、ギリシャのスブラキはバーをはしごしたあとよく食べた。っけ。驚いたのはサブウエイがもうあったこと(サブマリンを食べた記憶がない)。日本に登場したのはアフターバブル期の1991になる。

ほんと田舎の小さな町だったが、この歌はいろいろなことを思い出させてくれた。45年も前の話である。ほんと断捨離に感謝である。

このシリーズはまだまだ続く。次回からはいよいよ機材や楽器の断捨離編となる。

ARCHIVE #34 “Isla Bonita” from the Marriott Tape

 これは今でも録音風景が目の前に浮かんでくる。当日録音お遊びに付き合ってくれたボーカル女子二人(SunさんSongさん)とギター(Blues Leeくん)には無断でARCHIVEしちゃいます。お許しを。みなさん、まだ現役でバリバリ活躍中だと思います。

当時ブログにあげていた当日の録音風景を再録します。いやあ、懐かしい。

“Isla Bonita” 201026日の録音記録

2010年の音だし音入れで書いた通り、2月6日に、ご存じマドンナの有 名曲をLogicを覚えたての小生がエンジニアを担当して本格ボーカル録 音?を行う。当日録音に参加したボーカリストは二人。Sunさんと Songさん。オケは、2009年年末に行った忘年会ライブ用にLee君と既 に制作(アコースティックギターはなかなかよい)したものを使用し て、リードボーカル録りから開始。Sunさんのリハでスタートした が、そこでずっこけた。多分、カラオケを歌ったことは100万回ある だろうが、なんの映像もキューだしもない録音に、歌う入り口が分か らない歌姫は、延々とリハを繰り返す。業を煮やしたLee君がギター を肩に掛けながら、手振りでキューを出すこと数百回?ようやく、ス タートするも、間奏後の出だしにまたも四苦八苦。

一方、この日からコンデンサーマイクの導入を図った我がスタジオで は、録音するたびに外の車のクラクション、たばこに火をつける音、 座り直す椅子の音、換気扇の音、冷蔵庫を開ける音、あらゆる音を拾 う。

それでも、リードボーカル録りを終え、プレーバック。みんなの合意 を得て、OKテイクをとりあえず保存。そのとき、みんな気づいていな かっただろうが、ヘッドフォーンをしていた小生には、その後にやっ てくる恐ろしい事態がだいたい読めていた。

その後、Songさんのバックボーカル取り。ここでも、アレンジャー Lee君が大活躍。やはり、出だし、ハーモニーの付け方、引っ張り 方、強弱は録音の経験がなければ、無理であるところをLee君が、側 につき指導を繰り返す。Songさんの旦那さんも横で見ながら、きっと ハラハラどきどきしていたことだろう。ということで、なんとかバッ クボーカルが、レベルが弱いけど、なんとかなるだろう!ってな感じ で終了。(あらゆる音、Lee君の声まで拾っていることは言うまでも ない)

この時点で2時から始まった録音は夜7時を過ぎていた。朝から何も食 べていない小生は、ここで録音をとりあえず終えることをお願いし、 食事に! Lee君は、すぐにでもアコースティックギターのオーバーダ ビングを演りたかった感じであったが、空腹には勝てない、ので必死 に食事に行くお願いをする。

食事後、Lee君と部屋に戻り、アコースティックギターのオブリガー ドとリードを録音。このあたりは、手慣れたもんで、数テイクで完 了。酒も相当入っているので、お開きにする。部屋に残った小生は、 念のためこれまでの録音をプレーバック。ボーカルがやや遅れ気味な のと、ごちゃごちゃとノイズが入っている。その処理をしていると、 きっと寝れなくなると思い、保存してシャットダウン。一気にベッド へ。爆睡。

翌日は日曜日で、マッサージや本を読んだり夕刻までノンビリ過ごし たが、どうもla isla bonitaが気になる。夕食後、Macに灯を入れたのが いけなかった。深夜まで、録音のお化粧直しとリミックス作業。Logic の教則本を引っ張り出しての試行錯誤。

(1)まずは、ノイズ消し。波形部分にあるノイズを消去。EQやリバ ーブ、コンプリミッターを駆使してとりあえずファウンデーション完 了。波形自体の化粧のしすぎはよくない、ということで、じゃ何か重 ねればいいじゃん!ということで、ラップを入れることに。この手の ネタは、さすがアップル。豊富にある。NYの地下鉄あたりにいる兄ち ゃんのラップを入れてみる。おお!すげー。完全に曲調が変わった。 ノイズも気にならない。

(2)ラップが入ったものの、ボーカルの声にいまいち元気がないの で (そりゃそうだよね、始めてだもん)、思い切って若返ってもらう ことに。ようは、スピードを変えず、声のピッチを上げる。おお、す げえ。Sunさんが20歳?若返ってしまった。ラップとの掛け合いも 素晴らしい。

(3)さて、最後のお化粧は、バックボーカル。もともと控えめな声 の出し方だったので、口紅を塗るように、ボーカル部分の波形を強調 する。さらに、ディレイをほんの少しかけて奥行きをつくる。アイシ ャドウだね。このボーカルは極力素材を生かすことを心がけたが、 時々ピッチが不安定なので、ピッチ補正。これがすごく難しくて、効 いているのか効いていないのか、未だに分からない。

ということで、なんちゃってla isla bonitaの仮リミックスバージョン が完成。終わってみると、時計は1時を過ぎていた。

 

録音を行なったMarriott ホームスタジオの様子。ガラケーで撮ったので画質悪いがなんか雰囲気が蘇ってくる。

Archive #33  断捨離シリーズ(5)

断捨離と称して正体不明の古い箱を引っ掻き回していたら、当時のOHIO大学の学生新聞(The Post)に包まれるように1976年春にAthensで買った電卓が出てきた。電池を入れてみたら点灯して計算もできた。なんか感動した。ああ、また捨てられないものが出てきたよ〜。

さらに涙腺を熱くしたのは、背面をみるとMade in Japanとある。そうだよね。産業立国を目指して日本は頑張ってたんだよね。1976年9月に毛沢東が亡くなり、その後中国は近代化への道を恐ろしいスピードで歩み始める。で、その約10年後にアメリカで日本製ラジカセがボコボコにされることとなる。この程度を歴史とは言えないだろうが、「断捨離」感慨深い。

追記(というか余談) 上の写真にWendy’sの広告が見える。1976年の4年後にこのハンバーガーの日本市場の担当営業となる。その研修で当時Wendy’s社の本社があったコロンバス(オハイオの首都でAthensから車で2時間弱ほど)に研修で出張し、日本に戻った1年後にまたAthensを訪れることとなる。なにが辛かったかと言うと、一号店(銀座)ができるまで、毎週のように新商品開発の試食会に立ち合いがあったこと。美味いも不味いも食べまくり、シュリンプバーガーの導入が決定したときは、ハンバーガー地獄から脱出できると本当に喜んだ。

Archive #32 断捨離シリーズ(4)

この半券はやはり当日のLIVEを記録した(たぶんFM東京のエアチェック)カセットテープのプラスティックケースの中から出てきた。てっきりAthensで見たと思っていたが日本で見に行っている。帰国したのが、1978年12月中旬。で、Doobieのチケットを12月の28日に銀座の鳩居堂のプレイガイド(当時はチケット売り場があった)で購入にしている。本当はアリーナで見たかったのだろうが、2階スタンド席D列となっている。でも外タレ価格の1/3というご時世。

ライブは “Jesus is Just Alright“からは始まったことを強烈に覚えている。OHIOの片田舎を友人の車でドライブ中、サンダーストームに出くわして怖い思いをした。その時車内のラジオから流れていたのがこの曲で、そのイメージが一瞬重なったからだ。確か、サンダーストームもライブもbacchanがいたと思う。聞いてみたら、「サンダーストームのDoobieのほうがほんと死ぬかと思った!ということでよく覚えている」と言っていた。

これもまたインターネットのおかげで、当日の記録がごそごそ出てくる。半券一枚で、1日過ごせる、これが断捨離の醍醐味。ってかあぁぁ?

参考

SetList
01 – Jesus is Just Alright 02 – Long Train Runnin’ 03 – Sweet Maxine 04 – It Keeps You Runnin’ 05 – Take Me In Your Arms 06 – Open Your Eyes 07 – What A Fool Believes 08 – Neal’s Fandango 09 – Echoes Of Love 10 – You Made That Way 11 – Black Water 12 – Steamer Lane Breakdown 13 – Road Ange 14 – China Grove 15 – Takin’ It To The Streets 16 – Listen To The Music

THE DOOBIE BROTHERS is
Patrick Simmons (Guitar, Vocals)
Michael McDonald (Keyboards, Vocals)
John Hartman (Drums)
Keith Knudsen (Drums, Vocals)
Tiran Porter (Bass, Vocals)
Jeff Baxter (Guitar)

二度目の来日公演となった79年2/22の武道館公演のSBD収録アイテムです。 2009年の来日で10回目の来日を果たすDOOBIE BROTHERSですが今回のアイテムは78年名作「Minute By Minute」をリリースしメンバーにも第二期黄金期を作り上げたマイケルマクドナルドがメンバー入りし最高の時期の日本公演でDOOBIE BROTHERSファンには、たまらない演奏をハイテンションで聴くことが出来ます。DOOBIE BROTHERSのブート盤は以外にもSB収録が多く市場に出回っていますが日本公演のブート盤は何故か殆ど市場で見かけることは無く大変貴重な音源です。演奏内容 音質は最高としか言いようがありません、一部「What A Fool Believes」でマスターに起因する音抜け箇所があるのが唯一残念な点ですが、さすがに日本公演と言う事もあり「Black Water」で日本のヒット曲 坂本九の「Sukiyaki」を演奏したりとサービス精神も最高で各演奏曲もハイテンションで聴かせてくれます。チューニングの際のモニターノイズなども収録されていてそのノイズがコンサートの臨場感を盛り上げます。最高に素晴らしいアイテムです。

LIVE BOOLEGより

Archive #31

2017年6月27日、「ちょっと永眠してくるね」と言い残してTOTOは旅立った。その頃を境に、鳥だとか川や海といったフィールドの音を録って、それらを断片的に脈絡もなくトラック化していくというスタイルの楽曲が多くなってきた。

あるとき、どうしてもTOTOの存在感がある楽曲を残したくてTOTOの鳴き声を探しに探した。TOTOは陽気だが、あまり声をだしたり、ましては吠えたりしないワンコだったので苦労した。結局、bacchanのiphoneの中にひとつだけ見つかったのでデモ曲を作った。

完成度がイマイチだが雰囲気はあると思う。その後、aoがリミックスしてくれたsoundcloudのトラックoto-to-toto-to-bacchanの人物紹介に掲載している。TOTO永眠週間としてのbacchanの企画である。

あれから4年、ものすごいスピードで時間が過ぎて行く。