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Archive #012-2 from the Marriott Tape

元旦の早朝というか大晦日の深夜というか、件のWhile my guitarのリミックスをやってみた。残っていたLogic 9のデータをPRO Xに変換して、さらにリンクしていないaudio dataを探しまくったり、差し替えたりで苦労したが一応できあがった。期間限定でこのアーカイブに上げてみます。

なんで、こんなことしているか?というと、この次のプロジェクトはいよいよネットによる制作を考え始めているからなんです。まだ計画段階ですが。。

“While My Guitar Gently Weeps”

(Geroge Harrisson 1968)

Vocal Sweet Ann

All instrument played and programmed by gk and blues Lee

Recorded@Beijing Marriott

Remix@ototobastudio 2021

Archive #012 ”While My Guitar Gently Weeps” from the Marriott Tape

written by George Harrison 1968

この曲の魅力はリードギターだけではなく、ジョージの悲しげなボーカルにあると思う。それを表現するにはこの娘しかいない、と思い東京からボーカロイドのアンちゃんを北京に密かにとりよせた。ボカロなんて興味もなかったが、ネットで聞いたこのスィートアンのハスキーな声にほれ込んでしまった。取り寄せたのはよかったが、なんせ触ったことも操作したこともない。歌わせるまでとにかくすごく時間がかかってしまった。

今回、データを整理していたらこの曲のデモが出てきた。こんな感じでいかにもボカロ声を払しょくできていない。たぶん、当時は、ギタリスト君(盟友、Blues Lee)の反対もありお蔵入りしたのを思い出した。

今回、残っていたマルチトラックにお化粧を施して、こんな感じにしてみた。

雰囲気は出ていると思うが、やはり歌詞の一部が不明瞭でいい加減だったりするがボカロ2の限界なんだろう。

特に、後半の歌詞で韻を踏んでいる2か所は特に怪しげ。ジョージさん許してね。

I don’t know how you were diverted

You were perverted too

I don’t know how you were inverted

No-one alerted you

この北京時代の録音はototobastudioの前身、STUDIO6070の名義でsoundcloudで発表しているのでそちらも聴いてみて下さい。

Archive #011

この#011でototobatomos vol.1全10曲のビデオ制作が完了した。これでほんとにアーカイブ化されたというわけである。最初はpremier proの使い方に慣れるための教材としてスタートしたが、今は、protoolsを使って音源を足してミキシングし、レンダリングするというところまで来た。次は、オリジナル音源に4Kとかオリジナルビデオを作ってみようということになるが、どうなることやら。After Effectsとか手も出し始めているし。。

アルバムに興味のある方は、、

from the album “OTOTOBATOMOS VOL.1” まで

Archive #010

耳鳴りや眩暈をテーマに作ったこのトラックをビデオで編集し始めた時、サウンドのノイズがやたら目立ち気になってしようがなかった。特に、録音したときにかけまくったレゾナンス系のエフェクト音が酷かった。結局、何回もミックスを繰り返し音を控えめにすることとなった。ビデオとオーディオの編集の奥の深さを知り、また結構な時間もかかったが、Adobe Auditionの操作方法の勉強になったのでよかったとしよう。それにしてもシンギングボウルとハワイアンスチールギターの組み合わせ、よく思いついたものだ。なんちって。

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from the album “OTOTOBATOMOS VOL.1” まで

Archive #009

JGはジェリーガルシアのこと。最も影響を受けたミュージシャンの一人である。”Dark Star”は今でもよく聴くし、最近AmazonTVでグレートフルデッドのドキュメンタリー「Long Strange Trip」を見て、あまり語られてこなかったガルシアのことを知ったりもした。彼は1995年8月9日、53歳の若さでこの世を去ったが、今年の命日に彼のギター演奏を思い起こさせるようなトラックを作りたいとスタジオに籠って制作したのがこの曲。そのMVだからいろいろと凝ろうと思ったが、結局オーロラというシンプルな素材で収まった。でもいろいろなエフェクトをかけているので幻想的には仕上がっている。MVは派手で凝ったものはインパクトという点ではよいが、時に曲を殺してしまうこともあるということも学んだ。

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from the album “OTOTOBATOMOS VOL.1” まで

Archive #008

湯船につかりながら風呂場の壁を飽きずに眺めていることがある。壁一面に広がる鳥獣戯画というか小宇宙を映像にできないかとずーっと考えていた。その壁を試しに撮っていたスマホのビデオファイルをいじくりまわしていたら、こんなのができた。

この曲というかトラックは今年の7月7日ごろに完成した。なんとなく七夕っぽくていいでしょう!!で、festivalなんです。

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from the album “OTOTOBATOMOS VOL.1” まで

Archive #007

ギターアンプのフィードバック音をテーマにトラックを作ってみようと思い立ったのはいいが、実際かなり苦労した。そのイメージビデオ作りはさらに難しく時間がかかった。unsplash という写真アーカイブサイト(ダウンロードフリー)で一枚の写真を見つけてからイメージがどんどん広がって完成できた。山間と空のブルーと雲の白。色のバランスが素晴らしい一枚で、自分ではなかなか出せない。今回はいろいろ勉強になった。

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from the album “OTOTOBATOMOS VOL.1” まで

Archive #006

雰囲気、古い東映の映画みたいだと言われた。すごい誉め言葉だと勝手に解釈していたが、薄気味悪く作りすぎたかとも思う。

ちなみに、冒頭の衝撃音は冷蔵庫の開閉を冷蔵庫の中にレコーダを置いて録音した。設定温度5°C。

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from the album “OTOTOBATOMOS VOL.1” まで

Archive #005

閉所恐怖症である。エレベータが止まり怖い思いをしたことも複数回ある。そんなこともあり、何かの中にいる夢をよく見る。このビデオ素材をネットで見つけたときは、トラックにピッタシと即ダウンロード。これ!これですと嬉しくなって作業を始めたが、これが結構むずかった。そうなんです、サウンドトラックとうまく同期しない。音が主題なのにね。でも、なんとなくこれも私的夢の表現となったです!(ちなみにオリーブオイル瓶詰工場でのシーンです)

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from the album “OTOTOBATOMOS VOL.1” まで

Archive #004

この”it”というトラックの録音にはえらい時間がかかってしまった。ジャックダニエルの小瓶にビー玉を詰めて鳴らしたとたん音くんが狂ったように吠えまくられたり、ベースをドラムスティックで叩いてサンプリングしているときにスティックを齧られたりで、てんてこ舞いの録音だった。ギターも爪切りのヤスリで引掻いてみたり、スライドっぽい音は、とうとうこのためにハワイアンスティールをポチッたりして弾いてみた。

ビデオはエフェクトに凝りまくってしまい音楽に合わせるのが大変だった。とにかく、夢に見たようなシーンの再現にはほど遠い。サウンドもそうだが、映像による夢の再現や不可思議さの表現は本当に難しい。

アルバムに興味のある方は、、

from the album “OTOTOBATOMOS VOL.1” まで