Archive #012 ”While My Guitar Gently Weeps” from the Marriott Tape

written by George Harrison 1968

この曲の魅力はリードギターだけではなく、ジョージの悲しげなボーカルにあると思う。それを表現するにはこの娘しかいない、と思い東京からボーカロイドのアンちゃんを北京に密かにとりよせた。ボカロなんて興味もなかったが、ネットで聞いたこのスィートアンのハスキーな声にほれ込んでしまった。取り寄せたのはよかったが、なんせ触ったことも操作したこともない。歌わせるまでとにかくすごく時間がかかってしまった。

今回、データを整理していたらこの曲のデモが出てきた。こんな感じでいかにもボカロ声を払しょくできていない。たぶん、当時は、ギタリスト君(盟友、Blues Lee)の反対もありお蔵入りしたのを思い出した。

今回、残っていたマルチトラックにお化粧を施して、こんな感じにしてみた。

雰囲気は出ていると思うが、やはり歌詞の一部が不明瞭でいい加減だったりするがボカロ2の限界なんだろう。

特に、後半の歌詞で韻を踏んでいる2か所は特に怪しげ。ジョージさん許してね。

I don’t know how you were diverted

You were perverted too

I don’t know how you were inverted

No-one alerted you

この北京時代の録音はototobastudioの前身、STUDIO6070の名義でsoundcloudで発表しているのでそちらも聴いてみて下さい。