断捨離進行中。とうとうカセットテープに手をつけてしまった。1968年ごろから1980年くらいまでのエアチェックテープが結構な量ある。レコードかCDと同じものはポイすることにしたが、中には貴重な録音もある。写真は、1973年のサンタナ東京公演にカセットを持ち込んで録ったもの。ブートレグ海賊行為にはちょう厳しかった時代(いまでも)、今から50年も前の音、聞いてみたくなるのが人情じゃないですか。ところが、テープの劣化が激しく、プレーヤーの中でテープがぐちゃぐちゃに絡まってしまい、聴くどころではない。若い頃なら、鋏とピンセットとスプライシングテープで繋ぎなおしただろうが、この老眼と手先の不確かさ、ぐちゃぐちゃになったテープを袋に入れてしまってしまった。いつか修復するつもりなのか?これが断捨離なのか?思い出の一品の顛末である。